以前も書いたかもしれないが,相撲好きの知人と話したことがある。
将棋の興行は相撲と似てるんだろうかと。
私の答えはむしろプロレスの方じゃないかというものだ。
組織運営が現役棋士。
スポンサー回りも現役棋士。
中継の解説も現役棋士。
地方イベントでも受付に若手棋士。
(そう言えば矢掛のイベントでは私の到着時が休憩時間だったので受付に人がおらず糸谷八段にスケジュールを尋ねたのを覚えております)
ほらフットワークの軽さはプロレス級でしょう。
相撲で現役力士が場所中他の取り組みにコメント出すなんて無いじゃないですか。
現役力士が部屋を移ったりしませんが,棋士は稀ですが所属支部を変えます。
子弟の争いごとも概ね生命線にならないし,なんなら盤外戦の様子をメディアに流して煽ることすらやります。
組織に許可申請することなく個人でプロモーション活動もします。
ほら,プロレスっぽいでしょう。
昭和の時代では対局中に世間話をしてたくらいですし,比較的最近も解説者が興行のためには若手を過剰に持ち上げ褒めるような風潮もあります。
鬼の住処を説明する際でも勝ち星を譲る話題が出てきたりします。
棋理より勝負師志向な棋士が多いのも当然です。
タッグマッチとかが無かったんですがABEMAさんのお陰でチーム戦的な興行もいけそうだという雰囲気です。
囲碁はペア碁流行らそうという風潮のようですが将棋もいけるかもしれません。
まぁ,何の話かと言うと興行のフットワークが軽いってことで
2017年の王将戦以来のタイトル戦が岡山に来るらしいです。
2021年11月に倉敷市玉島で竜王戦です。ええ,将棋界第一位棋戦ですよ。
将棋界最高のタイトル戦である「竜王戦」が、本年11月26日(金)27日(土)に岡山県倉敷市玉島の円通寺にて開催されることが決定しました!
— 竜王戦 倉敷対局(公式) (@kurashiki_ryuo) 2021年7月14日
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