技術者の集まり

昨今勉強会が多い。
岡山でも多い。
理由は幾つかあると思うけど、スマートフォンクラウドなどの影響で
技術と言われるものがドラスティックに変化してる時期というのもあるのだろう。
 
仕事が金を稼ぐものと考えると経済とは切れないので
儲かる技術ってのが重要になる。
しかし、基本的によほど特殊な技能や行政・規制などで保護された分野で無い限り
交換可能の技術が大半で経済原理で落ち着くことになる。
 
とすると、基本的に会社でいう営業さんが主導権を握るのは言うまでも無い。
もしくは経営軸を決めた段階で概ねカタがつく。
プロトタイプや技術デモを見せて相談にのることがあるが
大軸を決める前のことが多いんだろうと詳細を知らないまま推察しておく。
 
じゃ、技術者って金で買えるの?と言えば、まず買える。
「よほど特殊な技能者じゃなければ」だ。
「特殊な技能者」を集めるためにはMicrosoftGoogleなどのように妙な求人をすることが必須。
これが出来るのは技術者の経営者だけだろうし、覚悟と金が必要。
 
技術者って立場弱いのか?と言えば逆で手に職が無い人の方が
食いっぱぐれるのは世の常。
何が出来るかと言えば足りない技術を補って「特殊な技能者」になるもよい。
 
で、勉強会って何が出来るかと思ったら、誰かが知ってる技術や本を読めば分かることを
勉強するんじゃなくて、仮説や将来像なんかをぶつけたりするのも有意義なんじゃないかと思う。
 
集合知と言われるものが有用だとすれば、それは今後「知識」ではなくて「知恵」だろう。
答えの無いものに対して有効な「集合知」の構築。
これが技術者の集まりで最も単純で有益なものじゃないかなぁ・・・
 
と通勤経路で思った。
 

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ってことで、誰かが答えの無い問題を持ってきて
皆で解決しようと試みるような企画があっても良いんじゃないかと思う。
難問募集。(ただし金銭問題・女性問題を除く)