ボトルネック解消とブレイクスルー

アラン・ソーカルジャック・ラカンだと
前者の面白みと後者の有用性の両方捨てがたいと言い切れるのは非専門家の有り難さ。
今日は後者的に妄言の記録。
 
F1はエンジン回転数制限に加えてワンメイクタイヤ規制のために
直線速度に差異がなく,コーナーやピットで勝負する世界になってきた。
金のあるトップチームは直線速度,中堅チームはコーナー速度,下位チームは頑張れと言う
昔とは違う気がする。
 
ネットワークの帯域は最大速度で定義されているが
実際はその一割が良いところ。遅延部分が足を引っ張る。
新規格を作るインテルみたいな会社は頑張って欲しいが
レイテンシーの短縮も重要な課題。これを保証するのは組み込み系の文化圏が強い。
近頃は大規模サーバもそうなのかもしれないがノウハウが今ひとつ確立してない感じ。
 
仕事の処理で若いうちは脳内に自己ベストを描いて締め切り前に猛ダッシュと言うのが多い。
基礎体力とか脳の瞬発力ってのは若くないと鍛えられないように思う。
徐々に普段から準備をするようになるのは成熟なんだろうか。
小さく纏まるという言われ方にもなるのかもしれない。
 
ボトルネック解消とブレイクスルーは交互にあるんだろうけど
なんだかボトルネック解消が成熟というイメージで
ブレイクスルーは若い人が破壊的な力で行うものと言う既成概念があるね。
 
そういえば完成されたジャズ理論は理系の仕事で
ブレイクスルーが突然変異的なアーティストの仕事だと言ったのは某ピアニスト。
安定感があるのは雰囲気がジャジーだけど,思想がジャジーじゃないのかもしれない。
 
ここらで日記タイトルを決めて,オチの無い妄言を終了する。
妄言は深夜より寝起きの方が良いと思う朝。