前回が5月でした
tanuki-WCSC33が強そうってことで,ミニPCのi5 1235Uで投入しておりました。比較するのは2週間レート
1スレッドで4201,2スレッドで4301ってところですか。結構強いですね。
13900Kで4600級も納得でしょう。
このミニPC冷却がそこそこ優秀で2スレッドまで4GHz維持していまして,ほぼ理想的な性能が出ます。
ノートPCではそうもいかないのですよね。ってのが次の話題
以前,Ryzen5 5625搭載ノートPCでハイパースレッディングを使わない方がいいという話がありました。
ハイパースレッディング考察2022 - 48's diary
6スレッドでも12スレッドでも3900台半ばってところでした。
今回は更にスレッド数を減らした実験です。
1スレッドで4029,2スレッドで3991となりました。前回とは対戦相手が異なりますので直接比較の精度は低いですが6スレッドより強い可能性はあります。
前回12スレッドでは2.3GHz付近まで落ちるのに6スレッドでは3GHz近くで動くので優秀とのコメントを入れておりましたが,これ本来4GHzを超えられるCPUです。実際1スレッドでは超えてきますし,2スレッドでも1割弱くらい下回る辺りでふらふらします。
まぁ,熱ですね。1スレッドでないと最高クロックで動かないくらいに今のノートPCは熱設計が厳しくなっています。
それに比べて上記のミニPCの優秀なこと。
こいつの性能は期待通りですが,ノートPCの方が想定外に熱設計が甘いですね。8コア買っていたらどうなっていたことやら。
ミニPCは小さいとはいえノートPCに比べ厚さが稼げる分冷却設計に余裕があるんでしょうか。省電力ですしfloodgate連続投入などの実験向きですね。
ということで,5月にも触れたW@nderERさんの方も今後ミニPCで計測していきます。
おまけ:
上記レートでarcがIntel Arc A380での二番絞りです。Ryzen7 5700G内蔵GPUよりマシですがまぁ計測しなくても分かる帯域ですので連続運転して安定していることを確認した程度です。
---
追記8/8:
w@nder_2tの計測中,うちの回線が定期的に切れる状況になって継続的な測定ができないと断念しました。レート4000以上あることは間違いないですね。
また,floodgateの仕様上@以降は無視され,@以前の名前でレート計算が統合されることを思い出した。
近頃1file match用のサンプルプログラムを少々弄っていましたが,LesserKaiに完勝しfloodgateのレート計測が可能な程度には強くなってきました。この辺までは段階を踏んで公開する予定にしています。
週末に作った150行ほどのプログラムでfloodgateのレートが付くことが確認されました。一応将棋の体をしているでしょうか。 https://t.co/uEHsjYbjDo
— 48@💙💛 (@bleu48) 2023年8月1日