前回の続きです。
12900Kがどの程度なのかfloodgateに丸二日放り込んで100戦弱やってみました。
Ryzen9 3950Xを超えると思っていたのですが,若干下のレートで止まりました。
同じKristallweizen評価関数なので実力なんでしょうか。
探索部は12900Kの方が新しいんですがそれが裏目に出たのかもしれません。
まぁ,未確認なので僅差って扱いにしておいて下さい。
Ryzen9 5950X買う方が良いんじゃないかと思う人は是非買って計測手伝って下さい。
ところで,以下の記事でEコアのみのベンチマーク計測の方法が掲載されていました。
LimitCPUというアプリを使えばできるようです。
ざっくり計測してみました。
ついでに,Pコアのみのベンチマークも。
まぁ,前回書いたものが確認されたという感じでしょうか。
Eコアのシングルで900knps弱出ています。8コアで平均700knps超えています。
Skylake級と言って良いと思いますし,Zen1級と表現してもいいかもしれません。
全負荷ならEコア8個で6Mnps弱稼いでいる感じですね。
Pコアの方は1~8は変わらずですが,16スレッドでHT全負荷の具合が分かります。1スレッド1Mnps強あって,16スレッドで16Mnps強という感じですね。さすがにEコアより強いです。
Pコアが8スレッド時(各コア1スレッド)にスレッド辺り1.5Mnpsで,16スレッド時にスレッド辺り1Mnpsとなるが,この落差よりEコアの方が働いていると確認できました。
概ね納得なのですが,冒頭のレーティングだけちょっと気になります。
スレッド毎の性能にばらつきがあると強くならないんでしょうか?
ちょっと面白い課題として残しておきます。