元ネタは2022年のハードウェア統一戦にはじまる。
可能ならRyzenの16コアをとサードウェーブには要望していたのだがインテル社がスポンサーになる関係でAlder Lakeで対戦することになった。
当時ハイエンドの12900Kである。
各自のソフトウェアを対応頂くのに実機を持っていない人向けに複数段階の情報開示度を設置し多くのベンチマーク情報を提供した。特にヘテロジニアスマルチコア未経験者にとっては対応は難しいであろうとの想定で先行提供しておいた。
結果的にはあまり参照されていない感じで実機を持っている人だけがチューニングに成功していた雰囲気があった。
同ハードウェア対応にはWindows11が不可欠とされた。現在では相当別物になっているということに最近気づくこととなった。
というのはAobaZero支援で投入しておいたものが全く性能が出ていなかったのである。
これは先月か今月からであるが、長時間投入したプロセスが全処理Eコア側に振られている。これでは全くGPUの性能を生かせていない。
今後他のプロセスも同様のオフロードが行われるのか実験してみないといけないが、手元にはそれほどインテル社のマシンがないので気にしない方がいいかもしれない。
ただ、これから機械学習目的で構成を考える人がいたら気を付けた方がいいかもしれない。
ついでに少し書いておくと既に一部公表済みであるが、電竜戦のハードウェア統一戦は一旦リセットしようということになっている。運営側の負荷が大きいこととそれに見合うものが今後得られるかどうか曖昧である点が挙げられる。スポンサー絡みも理由のひとつでもある。
世界選手権の間、この話題であちこちに尋ねてみたところラズパイやN100くらいの安価なハードウェアを各自用意して中長期的にレート争いするくらいが開発者的には喜ばれるイベントになるのではないかという話であった。もっと簡単にするなら各自ハードウェアスペックを詐称せずFloodgateに投入するくらいの紳士協定ルールで十分に思われる。興行的なものは当面度外視でいいだろう。