1file match(仮)

2020年より電竜戦という名前でコンピュータ将棋棋戦を運営している。

様々な新規アイディアや実験的対局に加え,新規参加者の参入などを促す活動も行っている。

しかしながら古参参加者が上位を占め新参参加者にスポットが当たることは難しい。

また,しっかりしたプログラムを書かないと参加しづらいような雰囲気は排除し,新規参入者のハードルを極力下げてみたい。

 

そこで,新規参加者向けのイベント企画を考えている。

それが,1file match(仮)である。

現在想定しているルールは以下のようなものである。

持ち時間や手数制限,通信プロトコルなどの対局ルールは従来通りだが,対戦用のエンジンに以下のように制限を加える。

1.開発言語は問わないがプログラムソースファイルは1ファイルであること

2.参考にするものがあっても良いが概ね自作のプログラムであること

3.評価関数などのデータファイルはプログラムファイルと別に利用しても構わない

 

CやC++などコンパイル言語ではコンパイル前のソースファイルが1つという制限となり,Pythonなどのインタプリタ言語では実行スクリプトファイル1つということになる。

 

Pythonならpython-shogiやcshogiなどのライブラリ使用は問題ないことになると思われる。あまりにもライブラリ依存するのも問題になるかもしれないので使用ライブラリの類は申請することに規定しておこうかと思う。

 

そのうち1file matchのイベントを電竜戦で立ち上げるか,本戦で1file部門表彰とするかなど準備をしていきたいと思っている。

 

 

既に幾つか意見を頂いて修正案となっておりますが,更なる御意見よろしくお願いします。

現時点案ではルールチェック機構をどう設置するかが肝になると思われますが運営にファイル送ってもらうしかないんじゃないかなって感じでしょうか。

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追記:

最初から細かい設定を提示するつもりもなかったのですが,ファイルサイズ制限は必要ですね。ソースファイル1MB,データファイル1GBくらいで余裕をもって充分でしょうか。(緩すぎますかね)