温故知新(3)

 また,古い書籍の整理を再開する。

 

将棋とコンピュータ (情報フロンテイアシリーズ)

将棋とコンピュータ (情報フロンテイアシリーズ)

 

  

p.51

ここぞという局面ではじっくり深く読まなくてはならないが,いつが「ここぞ」かをコンピュータに判断させるのはたいへん。時間配分で決定的なアイディアはえられていない。

相手番の考慮時間を利用した初めてのソフトは「永世名人

 

p.81

depth9の全探索には1万6000年以上かかる見込みとのこと。時代だねぇ。

 

p.87

1992年の選手権で「森田将棋」「永世名人」「柿木将棋」に加え「極」「YSS」が参加し五強の争いに。

 

初期の選手権では主力がNECのPC9800シリーズであったとこのこと。私は高校生くらいかな。

時間配分が難しいと記載されている書籍は他になかった気がする。一手何秒という自己対局が流行り出したからなのだろうか。