モチーフが下書きに残ってたので加筆して出す。
パラメータの極振りがデフォルトだと思ってる。
一芸主義というか一点豪華主義というかそういう風なのもその一つ。
まぁ,最近で言うとDQ10での極振りになる。
特定スキルにポイントを振りまくるのはもちろんのこと
装備品の付加能力も極振りにする。
まぁ,具体的に言うと「魔力」に極振りされた魔法使いだ。
守備力すら度外視してるので俄かパーティーで
下手なプレーヤーがいると即死する。
安定して攻撃してると「今のはメラミではない・・・メラだ・・・」状態になる。
分かる人にはすぐ分かるようだ。
お陰様でサポートキャラの雇われ具合がとてもよくて,寝てる間にもそこそこ経験値を稼ぐ。
そういえばDQと言えば中学生の頃だ。
ファミコンが家庭に一台なかったので,持っている奴のところに集まるのは通例。
ドラクエはひとりしか出来なかったので周りは見てるだけ
人気があるってほどでもなくて持ってるのは一人だけだった。
2,3から自分で買ってやったんだが,もう社会現象になってたんだと思う。
子供の遊びだから日常にもDQ用語が出てくるようになった。
今となっては懐かしい思い出だな。
不思議なこともあるもんだ。
もう,中学時代の旧友と連絡をとることも減ったと思ったのに
ずっと昔に聞いていたメールアドレスからメールが来た。
「ベホイミ覚えたから,お前のパーティーに入れてくれないか。」
冗談か病んでると思った。
まぁ,卒業後色々あったと聞いてたので
ちょっとおかしくなったんじゃないかと思ってた。
詳細は書かない。
彼も極振り派だったように思う。
昔から「この辺はあいつが得意だから,俺は別のをするよ」と言うのが
割とあるパターンだった。
バス旅行で乗り物酔いする私の横にすわって「ホイミ」とか言うやつだった。
チームとしてバランスが取れていれば,それがトータルとして形を作るというのが彼の哲学。
考えてみれば試験前にお互い教えあうチームが出来たのはこの時だったんだと思う。
#これは高校時代も大学時代も大学院時代も続ける習慣となった。
こういうスタンスの人は良い会社に就職すればうまくいくんだろうと思うんだが
残念ながらその前の受験戦争(当時の用語)でおかしくなった。
得意なことはできるのだが,それ以外が全然ダメ。
私も同類なんだが,合計したらそこそこの数字になったので割とクリア。
パーティーで成果を出すことが社会では求められているのに,不思議と入社試験は汎用スキルが最低限必要。
極振りしたスキルがメディアでは賛美されているのに,教育現場では汎用スキルに数多く足きり点が設定される。
スポーツや芸能が出来る人が賛美されているかと思えば,苦手なところで揚げ足を取られる。
社会に出ても一芸ある人を有効利用されるとは限らない。
なんだか悪しき個人主義ってのが流行ったんだなぁと20年ほど前から感じてたけど
まぁ私がコメントしても意味が無いんだろうね。
私にとって有用なコメントをくれるのは同分野で私より能力のある人か,
異なる分野で面白いことをしている人。
世代で言うと離れている方が意見が違って面白い。
近頃体力が落ちてきたのか,彼のベホイミとやらが気になって仕方がない。
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下書きのままにしようかと思ったがOSC島根のまつもとさんの講演を聴いて
公開することにした。