エンジニアの適材適所

週末のタイピング練習向けの軽い雑文です。真に受けないように。
 
以前からIT業界にはブラックな部分が多いと言う話はよく聞くのですが
それはやはり出来る人と出来ない人の差が圧倒的である分野であると言うこと
それから理解しない人がスケジュールを立てることが多いというのが原因かな。
 
最近はIT分野もクラウドスマホなどのインフラの多様化の影響か再編の雰囲気があって
人的にも流動性が増しているらしい。
専門誌でも色々分析が進んでいるがどうやら日本の人事システムが遅れているらしいと
いうのは共通の認識のようで、改善の方向も一部の人には概ね見えて来ているんじゃないかなぁ。
 
幾つかに共通していたのは問題の発生個所の特異性と破綻パターンで、それに対する解決手法。
つまり、IT技術者が所謂IT企業に偏在し、状況把握をされていないユーザ企業からの
(理解している人からすれば)理不尽な要求を受けているということ。
解決のための手段が(社内の認識ですら)残念なことになっているということ。
最後に決裂が起こる部位が会社間というコミュニケーションが不足しそうな部分であり
ここにエンジニアに対する理解が薄いということ。
 
逆に考えるとこの部分を非常に補強している企業も確実に増えている。
技術営業なるポジションを作り出した会社は配置転換の苦肉の策であった場合も聞くが
ユーザ企業側からのリクエストであって有用に機能しているとも聞くケースがある。
後者の場合はユーザ企業側にもエンジニアリングに理解があると言うのが特徴だ。
また、特筆すべき某T社のあるシステムのケースでは社外発注が大半だと言うにも関わらず
社内の担当者が社外の(発注先の)エンジニアとほぼ同数用意されていると聞いた。
圧倒的である。
つまり開発は外注で進められているが、それに対するバックアップや理解のシステムが
大変な質量とも用意されているわけだ。
まぁ、(その結果の一部が)経済誌の一面を飾る価値はあるわけなのよね。
 
また、エンジニア側から考えても興味深いのが、
ユーザ企業側のエンジニアの方が待遇が良いらしいということだ。
もちろん、同じレベルのエンジニアであることが条件になる。
そりゃそうだな。周囲のレベルが低い方が相対的に評価が上がる。
しかも、上記で書かれた問題のクリティカルポイントに最も近いところに常時いることになる。
大変っちゃ大変だけど、まぁどっちもどっちという感もあるねぇ。
 
で、最後にコレをポチポチする動機になるのが某サーバのシステムダウンの件。
ぱらぱら見てるだけでもユーザ企業側の対応が全く異なるし、結果も異なる。
早急に対応し、復旧しているところは恐らく優秀なエンジニアを社内もしくは
社外エンジニアの常駐などを採用しているんだろう。
愚痴だらけのところは恐らく丸投げとか社内稟議がややこしいところとか
色々潜在的に問題があるんだろうと妄想する。
 
ユーザ企業さんも優秀なエンジニアをひとりは抱えていた方が良いんじゃないかなぁ。
ええ、本当に優秀な人を求人で見つけるのは大変ですし、維持するコストはかかりますよ。
もちろん、若くて優秀というんじゃなくて経験豊富と言う方が重要なんで本当に稀少ですけどね。
 
で、佐川さんまだかなぁ。
ーーー
と保存した直後に来たので、ここで打ち止め。(ほんと書きっぱなし雑文だなぁ)