品が無いかもしれませんが、避けて通れない金の話です。
なんと、優良企業に勤めたら高卒でも大卒の平均を超えるそうです。
で、いつも思うのですが生涯賃金の計算ってどうやってるんでしょう?
来月の為替相場や株価ですら皆目見当がつかないのに、定年までの経済予測とかもう不可能でしょう。サラリーマンの平均賃金も変動します。
おそらく現状から適当に外挿してる程度じゃ無いかと思われます。(間違えてたらごめんなさい。)
だから、今の新入社員から定年社員までを年齢ごとの平均とって合計ってイメージかなぁと思ってます。
ざっくり40年勤めて2億4000万とか数字があるとすれば、年齢均した平均で年収600万ですね。
20代で400万、40代で600万、60代で800万って感じでしょうか。
ええ、結構いい数字ですよね。おそらくもう少し傾いてて定年間際で1000万近い数字が出てるんじゃないかと思います。(60代短いですからね)
ところがですよ、みなさん知ってるサラリーマンの平均所得って440万っていうじゃないですか。ええ、「矛盾してます!!!」って感じですよね。
矛盾してないとすれば何が起こってるんでしょう。
ここからは統計学の話です。
平均所得って人数で割るんです。世代ごとに人数が違うので平均って人数が多いところに寄るんですね。つまり低所得側に。これが所謂440万くらいになるんでしょう。
一番人数が多いのは300万前後でしょうか。
次に最初に出した生涯賃金の方なんですが、これ聞いた話だと高年齢にいくほどサンプル数が激減するんだそうです。集計側と被集計側から別に得た情報(噂)で合致する部分の話をしています。たとえば、高卒で大企業に定年まで勤める人ってのは極稀でかなりの高給取りということです。大卒でも大企業に定年まで勤める人の割合は意外なほど少ないです。
逆に言うと定年まで勤めた人の賃金は高いのですが、これを代表値として扱って生涯賃金を算出するのはどう考えても将来甘く見てるってことになります。
漫画じゃないので定年まで子会社等に異動せず大企業に勤めたら、間違いなく管理職ですし、普通部長級最悪課長でしょう。これが生涯賃金の算出サンプルです。
で、冷静に考えて大企業の管理職で定年を迎える人は入社した同期の中で何割でしょうか。
興味ある学生さんは入社面接等で質問してみては如何でしょうか。