SDT5メモ

こういうのはホットなときにメモしないと忘れるので記録する。

からあげにレモンをかけるのを阻止する作業よりちょっとだけ重要だ。

 

SDT5とやらにうっかりエントリーしていた。

いわゆるメディア系のイベントに出るのは久しぶりかな。

前日入りでPCのセットアップやらをやってたが,まぁ面白い人ばかりで飽きないというか胃が穴空きそうだった。

ポジションは左の前から二番目。大きなスピーカーの前でパーカッション系が入ると正直眩暈がするレベル。運営に連絡して耳栓を用意して頂いた。

証明も消したと思ったらストロボのように瞬いたり正直ツライ。

リモート参加枠とかないものだろうか。

 

USBメモリ(とケーブル)を忘れてきたので,PCからデータを移行すること数分。

テスト対局でもして確認したら終わりかと思えば,周辺で面白いハプニングだらけ。

じぇんつー入れるカッパさんが明日朝リブートして可否を確認するレベルだとか左の人は夜行でこれから向かおうとしてるとかそういう感じ。

もう,当日入りでよかったんじゃないかと思ったが,運営側のカレーの差し入れがあったので行く価値があったとしよう。

孤独のグルメごっこが一晩減った形だ。

せっかくなのでちょっとだけ近辺に挨拶して帰った。

新参なのに皆さん大丈夫なんですかなどと爺なことをしてたのは反省点だと思う。

常連率が高い。

 

本番初日。妙に早く目覚めたので会場オープン直後に入り。

PCに昨晩から仕込んだデータを確認する。

ほかの参加者がぞろぞろと揃い準備をされるが手際が良い方が多いのが常連なんだろうという意識。

人間関係や会話線がわからない。

初戦がとなりのNovice。

ちゃんと動くかどうかの心配が先走る緊張感の中対局が始まる。

なんか手が進まないなぁとみてると切れ負け。

Novice側のトラブルらしい。

正直こういうイベントでは勝てばいいというのではなく,皆が作ったものがそこそこ動いてこそ盛り上がるのであって不具合は大変気まずい。

ましてや初戦,隣の席だ。

ほんと胃が痛い。

 

ゆっくりする間もなく次戦,メカ女子さん。

自称女子さんとリアル女子さんのチームで,ポッキーを持ってあいさつに来られた。1111日はポッキーの日らしい。

エンジョイ勢と区分する人当たりのいいチームで申し訳ないが競技としては軽く勝たせていただいた。

Julia言語でスクラッチと条件を付けられたらどうやっても私の負けだろう。

二戦目にして異次元感で眩暈がしている。

 

三戦目の前にお弁当タイム。控室に用意されており和気あいあいと頂くが,面識も何もないので適当に話しかけてみる。誰がどんなポジションかほとんどわかっていない。

 

三戦目の前に演歌タイム。かつ丼さん作曲の千駄ヶ谷エレジーをフルコーラスともう一曲聞く。なぜか運営ではなく参戦者から配布された二色のサイリウムスティックをフルコーラスの間みなで振り続けた。二曲目がよかった気がする。

 

その後即,三戦目。

なのはさんとの対局。聞いた名前の強豪と認識してる。

なんか序盤から緩やかによくなっていく感じで,マナーもよくわからないまま対局者に挨拶に行っておいた。ゆるゆる勝ち。

 

三連勝もしたら「負けなしのチーム」という扱いになってちょっと注目の対象になるらしい。四戦目,相手がPonanzaというらしい。

昨年王者やないか!!!マジで胃が痛い。

こちらの序盤戦略にやや乗った形で80手付近まで優劣不明のまま進行するが,こちらは時間消費を抑える策なのでここで倍ほどの時間マージンを築く。

勝ちを意識する局面だがゆるゆるとじりじりと力負けする。

こういう時間ほんとうに胃が痛い。

 

五戦目,そろそろ慣れてきたかなぁと思ったら,御本尊やねうら王との対局だそうな。そろそろ飲むヨーグルトを投入する布陣である。しかも座席が斜め前と近い。

軽く負ければ低姿勢で挨拶して終わるものを,丁寧に準備した横歩取り定跡に50手以上もはまり続けそのまま勝ち。

遊びで作った落とし穴に憧れの女教師を嵌めた小学生のような気分である。

 

六戦目,Yorkieさん。

初参加だけどなんか常連さんの話題になるくらい強いらしい。後手番を引いて横歩取りから一方的に押し切られる。挨拶したが話がしやすい人だった。

他はともかく,ウチは横歩取られたら駄目っぽい。

それと,画面は黒いしフォントは崩れたまま運用していた点は怖い。

 

七戦目,はにわさん。

他の人は知らないけど,この人は振り飛車の人だとの認識。

なんかよくわからないけど対振り飛車で成績の良い評価関数にここだけ差し替える。

その後,死闘を迎える。

なにやら予選抜けのボーダーラインがどうとか話題に上がるが生きている気がしない。

引き分け直前に251手で詰められて負ける。ほんとうに胃が痛い。

 

八戦目,TMOQさん。

こちらは胃の感覚のマヒした飲むヨーグルト定跡からゆっくりとスタート。人の合間を抜けて挨拶に来られたが,ちょうどウチの横歩取り定跡にドハマりしたタイミングくらいだったので「あー,頂きました」と第一声を放つ程度の宇宙人語をヨーグルト臭と共に放ってしまった。まことに申し訳ない。

まぁ,短時間で勝ち。

噂では5勝3敗だと,順位次第で予選抜けの可能性があるらしい。

そういえば八戦目直前順位で予選ボーダーの12位だった。

 

けっか10位らしい。

明日の予定を聞いてみるが,決勝に出る人は緊張感があって,負けた人は他人事なので気にしていない。初参加で決勝行のYorkieさんと少々話してみる。

 

その後,反省会と称して十数人が食事(酒)に行くそうなので便乗する。

千田先生も一緒である。

色々な話題で盛り上がってると,はにわさんのツイートで何か間違ってるとのこと。

予選落ちの反省会に私がいることらしい。

決勝行チームの宴があったのなら是非誘って下されば・・・

 

まぁ,いろいろ情報収集にはなった。

その代り,私が優勝したら焼肉宴会になるらしい。

300万だろ。余裕じゃないか。

(文筆:某泥酔者)