前回の続きである。
将棋の最善手が初手68玉の可能性 | やねうら王 公式サイト
68玉が上昇しているらしい。
実のところ定跡を丁寧に作っていたのは2017年,2018年なので必ずしも同じ現象が起こっているわけではないけど,感覚的に上記がダメな感じがしてて,300局面のを年末に送られてたのだけど4GB近いテキストファイルを精査するのが億劫で放置してた。
年末年始で処理する案件から仕事とコーディングを外したお陰で少しやる気が出て確認したところ,68玉はまだマシで,66歩も同評価であった。
初手66歩の応手を確認するモチベーションが無く終わった。
具体的には自動処理した後の4000行程度のテキストログを流し見して萎えた。
評価値ベースだと合流などで全て同じ評価値になることがある。(特に千日手)
勝率ベースで合流無しってのが今のMCTS的な評価だけどこっちだと微差でも68玉や66歩には引っ張られない。
深さ優先探索に拘るのはやめた方がいいんじゃないかと以前もお伝えしたが,突き進んで別の何かが見つかる可能性もあるのでどんどんやってみるのも面白いかもしれない。