昨年末の合同勉強会でお話ししましたが、FacebookやMicrosoftなどが主導でニューラルネットワークの標準化が劇的に進みました。
ONNX
ONNX自体はニューラルネットワークを表現するモデルの標準化ですから、計算グラフな訳です。
各ライブラリでは学習後にONNXモデルを出力できるようになっていますし、組み込み系などのインフラではONNXモデルをうまく計算できるようなライブラリが整備されています。例えばMicrosoftのonnxruntimeはハードウェアの差を吸収し高速実行可能になっており劇的な進化中です。
で、この度ONNXの最適化部分だけ独立することになったそうで、うまくいけば結構汎用性の高いものになりそうでワクワクです。
個人的な関心は熱流体とかですが、汎用の計算モデルの最適化問題に使えたりすると素晴らしいですよね。