サービス業で被暴力

当直医らに患者らが暴力 救急医療に影響「逮捕して!」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080628-OYT8T00019.htm

医者に暴力を振るうのが流行しているらしい。
鉄道の車掌への暴力は3倍増だというのは以前聞いた。
こちらは知り合いがいて理由を明確に聞いた。
鉄道は労組がうるさいってのがひとつ。
それから会社側は暴力事件の際社員の味方であることを明確にする為に
原則被害届けは出すと言うのが慣例化されるようになった。
もちろん労災認定もするのが原則である。
結果、つまり報告が3倍増であるということ。
また、多くが現行犯であることと鉄道警察の存在から逮捕につながることがほとんどだ。
で、医療現場のほうはどうだろう?
この報告では「事情聴取」のために時間が取れないと言う。
鉄道と同じく考えると労災認定もされ被害届けも出し、事情徴収も勤務時間とカウントするのが当然だが
できないと言うのは、要するに病院の業務運営に余裕が無いわけである。
正直言うと病院の組織運営は一部を除いて非常にレベルが低いところが多い。
ある人が警察と同じだと言っていたが構造的には類似点が多くなる。

    • 権力構造がトップダウン
    • 部下は上司の機嫌を損ねるとキャリアに影響があるので、それが業務の弊害になる
    • 結局内部で不祥事の隠蔽体質を作っている
    • 対外的に報告しにくい事件は隠蔽

おそらく病院が患者を訴えるというのは悪い噂として流れるので院長や
経営陣が喜ぶわけが無い。ましてや業務を止めて・・・である。
要するにそういうことじゃないかと思う。
対外的に「時間が無い」と言うのは警察でも役所でも良くあることです。

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と寝起きで書いてみた。