いまのAIには音楽の良さを理解することはできない。もしAIに音楽の良さが理解できるのであれば、何も書かれていない五線譜にランダムに音符を配置して、一定の良さを超えるまでその作業を繰り返すようなプログラムを書くだけで名曲が生まれるわけだが、何故にAIは音楽の良さがわからないのであろうか…
— やねうら王 (@yaneuraou) July 24, 2019
AIは料理の旨さもわからない。それがわかるなら食材をランダムに選び、典型的な料理の操作(千切り、皮を剥く、炒める等)をランダムに行い、完成した料理の旨さが一定値を超えるまでこの処理を繰り返すロボットを作るだけで究極の料理が誕生するはずであるが…何故にAIには料理の旨さがわからないのか?
— やねうら王 (@yaneuraou) July 25, 2019
AI分野の一頂点を極めた人間としてコメントするとこれたぶん出来ても表に出ないと思われる。(謙遜するなと言われたので反動が若干出ています)
ボーカロイドは音域や歌唱力を補うものとしてウケてますが,あれをさらに自動生成の歌詞とメロディラインだと言われると聞く気もなんだか失せてしまいませんか。歌謡曲でも歌手の外見や背景などが重視されるのは言うまでもありません。
名曲も名画も作者が誰かってのが価値にすごく影響します。
食事もそうじゃないですかね。美味な炒飯が自動調理器って言われると少し萎えませんか。あそっか,炒飯ならいいけどコース料理とかなら猶更ね。
美味しい料理もすぐに手に入る食材で誰でも簡単に作れるって聞くとなんだか有り難味が減る気がします。
なんか誰かが手間暇かけて作った感があるってのがちょっとした調味料かと思います。
ってことで,AIの成果であってもAIがやったと公表しない方がウケることは多いので出ないことは多くあると思いますよ。
古くはゴーストライターであったり,高級ホテルのデザートであったり,歌謡曲であったり,名画であったり,作者を偽装した方が高値になる場合は結構アレですよね。
加えて著作権や知的財産モノだと権利的にも・・・ですね。
完全でなくても業務をアシストするようなツールは既にありますし程度問題かな。
ついでにネタにすると,近頃車の燃費がいいじゃないですか。
アレ内燃機関の専門家として高圧縮ガソリンエンジンの普及に寄与したと思ってて,俺0.1%くらいは貢献したかなぁ経済効果千億オーダーよねぇって思ってましたが,それだけでもないようです。
実は,論外にアクセルワークが悪い人が多いのを電子制御で多分に調整しているって要素が総論的には大きいらしいです。今の車踏んでも加速悪いとか思ってる人は無駄なガソリンを使ってたってことですよ。逆に燃費よくなるって聞いてて車を乗り換えたのに改善が無い人はそれ以前からエコな運転ができているってことですね。
まぁ,アクセルだと比較で気づきにくいですが,ハンドルとかもAIで制御されてます。
街中では軽く切れるハンドルが,高速道路やバイパスでは重くありませんか?
走行速度に合わせて制御しております。近頃そういうものです。
昔を知らない人がいたらパワステ切って運転してみて下さい。(切れない車多いだろうなぁ)
AIと言うレベルじゃない簡単な自動化など含めると誰の手柄と言わないで普及しているものも多いのですよ。
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追記しとく