色々触ってて将棋の方にはない良い機能があるなぁってのをメモ書きしておく。
1.ファンクションキーで思考エンジンを変更可能
事前登録したエンジンにワンキーで変えられるのでとても便利。
2.スペースキーで停止・再開
思考エンジンを中断・再開が可能。再開時は前回探索した続きから行える。GPUは熱くなるし消費電力も多いので離席するときは止めればいい。
実は上のエンジン切り替え時も一時停止されているために切り替えたものを戻すと前回の続きから再開される。これは将棋のエンジンにない機能として優秀。
また,棋譜の局面を前後しても履歴が残っている分には続きから再開される。マジ便利。
3.エンジンの自動最適化
LeelaZeroの機能で他も積んできてるんだろうけど,初回起動時にGPUを使うパラメータを自動で調整して記憶してくれる。こういった機能を持った将棋のエンジンは見たことがない。(せいぜい商用やねうら王がメモリ使用を調整する程度)
4.やはり可視化情報
LizGobanを気に入っているのは表現している情報量である。何が出てるか分からないものまで含めてとにかくデータってのは見ておいて損はないので色々見ておくことが重要に思う。とくに右下の訪問数の履歴はどの手をどの段階で順に評価が変わってきたかってのが如実に表現されている。
また,将棋では次の一手は矢印で表現可能だが数手分を盤面に表現するのは難しい。囲碁は盤面に数字を打つことで20手程度は容易に盤面に表現できる。この差は大きいように思う。
もちろん,逆に不満がある点もあるがその辺は対応可能なのでボチボチやっていこうと思う。