[ソフトウェア]ブラウザの肥大化

最新のChromeではHTML5のvideoタグが使えるらしくブラウザ内臓のビデオコーデックが
問題なく動いているようだ。
Flashの牙城を崩すとかそういう話になってるが、そもそもブラウザの肥大化の方が気になる。
Firefoxが3.5になってから原因不明でブラウザの動作が重くなったり、起動がとても遅かったり恐らく肥大化の影響と思われる。
個々の要素はスクリプトだとかプラグインだとか責任の擦り付け合いをしても良いが、必要十分な機能の軽快な動作のソフトのほうが望ましいように思う。
 
考えてみれば分かるが大昔ピーガー言わせてモデム通信していたときに静止画ですら
破損バイナリが生じて展開ソフトをフリーズさせたりクラッシュさせたりした。
それを今動画でやったらどうなるか結果は明白じゃないかと思う。
もちろんChromeは別プロセス空間でやるだろうから被害は小さいと思う。
 
今後おそらくブラウザが旧来のOSのポジションを脅かすことになるのだろうが
XのアプリがローカルであってもTCP/IPプロトコルGUIをコントロールしていたのと
どうも似たようなことになるんじゃないかと思われる。
 
アプリがWeb化され、実行ファイルは中間コード、そしてOSが仮想化される。
階層が深くなればなるほどエラーや不整合、そしてセキュリティホールが生まれる隙間が多く生じる。
どうも良い方向に向いていないような気がしている。
日本の土建業が分業化しすぎたため生産性と品質を落としたような雰囲気だ。
 
 
なんてことを下痢と腹痛で仕事を休んだのに、ネットブックをトイレにもちこんで書いていた。
意外に打ちやすいし3万円なら許されると思っている。
午後から出勤しよう。