通信の自由

違法コピー常習者はネット切断、プロバイダー業界が合意
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080315-OYT1T00038.htm

 今回の対策は、著作権団体が、違法コピーのやり取りを繰り返している利用者について、ネット上の「住所」にあたるIPアドレスを専用ソフトで特定したうえでプロバイダーに通知。プロバイダーは、このIPアドレスをもとに利用者に警告メールを送信し、従わない場合などには、一定期間の接続停止や利用契約の解除に踏み切る。
 この仕組みであれば、総務省も「プロバイダーが利用者の通信内容を直接調べることにあたらないため問題はない」としている。警察庁もこの協議会に加わる方針で、悪質な利用者の取り締まりを強化する。

GIGAZINEによると
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080315_winny_cut/

 方法としては、「社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC」や「ACCS 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会」が専用のソフトを使ってファイル共有ソフト利用者のIPアドレスを特定し、所属するプロバイダに通知し、プロバイダはこのIPアドレスを分析してどの利用者かを特定して警告メールなどを送信。

JASRACACCSは盗聴して良いんですかね。
アップロードはともかくダウンロードも切るらしいです。
ポエムだと思ってうっかりヤバいファイルをダウンロードしたらアレですね。
まぁ近頃動画の方が帯域負荷が大きいらしいのでプロバイダ側にどれだけの利益があるか不明ですけど。

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追加編集。
ネット混雑:関連4団体解消へ指針 ヘビーユーザー制限も
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080318k0000m020138000c.html?inb=rs

指針案は、動画ファイルなどの大量の送受信を行う「ヘビーユーザー」のため、他の一般利用者の通信品質に支障が生じている場合、ネット接続事業者がヘビーユーザーの利用に一定の制限を課すことを認める。しかし、制限の行き過ぎに対する歯止めとして、制限の程度や条件を事前に契約約款などに記載しておくことを条件とする。

 一方、著作権法違反のコンテンツも含まれている「ウィニー」などのファイル交換ソフトによる通信については、ネット接続事業者が「ネット混雑」を理由に、完全に利用できなくすることは原則として「認められない」とした。契約約款に記載するだけでは認めず、メールなどで個々のサービス利用者の同意を得ることが必要だとした。【尾村洋介】