飛べる人の話

その昔,高校の時,進学校だったんだけど一応体育の授業とかあった。

体力測定で100m走とかそういうのを計測してたんだけど,三段跳びの計測の時に結構面白いことが起きた。

飛距離が不足で砂場に入らないやつと過剰で整地してないところに着地するやつだ。

前者は笑いをとってやり直し。7,8m程度だったと思う。

後者は結構ガチな雰囲気でやり直し。13m台が出てたと思う。

あぁ,高校の体育の授業で普通の運動靴での記録だ。

 

授業が終わった後,体育教師はインターハイ予選記録などを参照したらしく,急に陸上部を作って高校陸連に登録したそうな。

そして運動場の一番端に陸上スパイク用に舗装された三段跳び用のレーンが作られた。

 

その後,たぶん二人で競技会に行ったらしい。後に聞いたのは陸上用のスパイクに慣れるのは半年くらいじゃ無理ってことだ。

 

その後の体育の授業はサッカーボールひとつ放り込んで教師が居眠りする感じ。

彼はとんでもないクリアボールをトラップしひとりでコーナー付近からセンターリングをする活躍が記憶に残ってる。

 

そういえば卒業後は知らないな。

あれが進学校じゃなかったら,中学校だったら,陸上選手にでもなったんだろうか。

サッカー選手ってこともあったかもしれない。

 

 

適正って試さないと分らんよ。