デュアルチャンネルメモリのお話

N150を試しているが,これ本当にSkyLake級か?というようなもっさり感がある。

一番の心当たりはメモリ帯域である。

AlderLake-NやTwinLakeではメモリスロット1つに制限が入っており,デュアルチャンネル構成が出来ずメモリ帯域が半分である。CPU自体のベンチマーク値はそこそこ高いはずであるが実際のアプリケーション動作での実効性能が伴わないということになる。

(悪く言えばインテルの販売戦略のために劣化させられているわけだ)

 

結局Skylake級であるが,メモリ帯域が小さいと言うのが本機の性能の簡単な評価になると思う。比較に丁度いい4コアのSkylakeは既にないが2コア4スレより上で4コア8スレ以下であろうと推測できている。

 

メモリチャンネルで言うと思い出すのが,Pentium4からCore,Core2と来た次のCore i7が出た頃のトリプルチャンネルのマザーボードである。

Pentium4自体は個人的には自分のプログラムがPentium3の倍くらいの速度だったので非常に高く評価していたが世間的にはウケが悪かった。AMDAthlon64に圧される形でCoreに移行,ブランド名を一新したのがこの頃のインテル

メモリ規格も丁度DDR2からDDR3に移行するタイミングだったが,想定外に初期のメモリ帯域が出なかったようである。ブランド一新して性能出ないのはマズいと思ったのか,そこで苦肉の策として初代のCore i7(900番台)がトリプルチャンネルメモリを採用したということだ。

割と高額なマザーボードにはソケットが6個あり,そこに1GBのメモリを3枚挿すわけだ。

この状況も半年程度で初代のCore i7(800番台)がDDR3の高クロック版をデュアルチャンネルで採用しコストダウンに成功したため一気に流行った(と思っている)。事実私含め周辺では結構の自作派がこの構成で組んでいた。DDR3は歴代Core iシリーズと合わせて良くも悪くもSkylakeまでの長命となったのはよく知られた流れであろう。

 

メモリチャンネルではGPUが多くのチャンネルを使って大きな帯域を使っていることが知られているが,PCでもAMDのThreadRipperが性能の割に低価格で出た件でクアッドチャンネルのマザーボードが結構出ることになった。コア数が多い分メモリ帯域も必要になるのは当然である。

 

で,話が逸れ逸れであるが,最近PCを一台発注した。

Dellの安いノートなので珍しいものでもなく多売商品である。

それにしてもZen4の8コア16スレッドでこの価格帯は破壊的で,今まで安いノートは6コアで良いと思っていた私も8コアを買うことにした。一応NPUも搭載されている。

 

分かってる人は分かっているが本機メモリが一枚挿しでシングルチャンネル動作である。

そのままではパフォーマンスが出ないことは前提であるが,2つ分のメモリスロットが搭載されていることを確認している。

実機が届いたらベンチマーク後,即開いてデュアルチャンネルになる予定だ。

もちろんDDR5である。

 

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うちのN150のもっさり感の一因がSATA SSDである可能性も大きいなとは思っている。

これからミニPC買う人はNVMeのSSDか確認した方がいい。