帰りの新幹線で書き始めている。
思えば疲労とアルコールで各方面失礼なことをして申し訳ありません。
対面で会う機会も少ないためここぞとスポンサーのお願いなど厚かましいことばかり申しました。
1.プレミアムビールの件
「プレミアムモルツはプレミアムビールではありません。贅沢の二文字が入ったものは概ね発泡酒か第三のビールです。」(個人の見解です)
選手権の懇親会は表彰式の後ですので,私にはモータースポーツにおけるシャンパンファイトのイメージです。これが発泡酒ではまずいと思っています。
可能なら本当に乾杯だけでもシャンパンが欲しいくらいです。
飲み代勘定の話ですと私は広く大勢に奢ったことになりますし,二次会を考えるとプロ棋士の金で酒を飲んだ実績解除です。
2.先手勝率の話
昨今先手勝率が高く本大会でも7割と声が聞こえています。選手権のルールに関しては運営側にお任せするとして,電竜戦では持ち時間や引き分けの勝ち点,駒落ち戦などいろいろな取り組みをしてきました。試行錯誤をするのが電竜戦の役割と認識していますので選手権とは別ルールで行いルール差の影響が見える変革期となればと考えています。
3.賞設置の話
電竜戦の賞設置は多くいただいていますが,勢い選手権もその文化が広がっています。開発者以外の参加感は難しいもので賞設置などは有用な弄りどころと思っています。
ネタの覚書として箇条書きで残します。
・後手勝数
・後手勝率
・成金を自陣に引く(と金,成香,成桂に限定するもよし)
・ビンゴシートに符号をランダムに書いて事前配布(絶対位置ではなく同歩などの表記もアリ)
・特定線型での勝数
・累積手数
・累積消費時間(もしくは対局時間)
・優勝チームに最初に土をつけたチーム(優勝確定後さかのぼって確認)
今適当に思いついたのが
・消費電力当たりの勝ち点(引き分け0.5として)
クラウドインスタンスであればカタログスペックなどでもよいとし,実機の実計測も可
4.自チームの話
今回は他チームのエントリー状況も把握する余裕もなく,自チームのアピール文も督促頂いて提出した程度には準備不足でした。加えて昨年のトラブルを再発させないために事前に全て設定して手持ちの計算機で参加しました。
二次予選落ちでしたが想定順位です。
大会後Floodgateに放り込んでおいたのですが以下のような感じです。
100戦に満たないのですが,既に他エンジンの定跡に取り込まれたようで途中からレートが落ちて行っています。当初は4400~4600程度あった模様。
5.今後の話
開発に関しては今年思いついたアイデアを含めて結構ネタはあるが,2年以上寝かせたままのネタもあるのでぼちぼち進めていく形になるだろう。手が動く若者がいればお願いしたいくらいである。
電竜戦運営としては選手権との差別化としても重要なTSECの開催準備に入る。加えて本格的に24点法ルールの棋戦を検討しようと思う。すなわち後手番は最初から持将棋を狙うことを本格化する案である。
まぁ,本業界のやることはまだまだありそうである。