決勝と言わずファイナルと言うのは参考にしたTCECの影響何でしょうか?
土曜のUSIの日
— 48@💙💛 (@bleu48) 2022年7月22日
もちろん,この土曜日が電竜戦TSEC3ファイナルの日のことですが,USIプロトコルというのがコンピュータ将棋界で広く使われるプロトコルってのが界隈にプチウケした理由ですね。
ちなみにうちの予選のまとめは以下です。
公式の動画配信は以下です。
佐々木先生,竹部先生,それに講演の白鳥先生ありがとうございました。
そしてファイナルの結果。
電竜戦TSEC3指定局面戦【ファイナル】【第一部居飛車部門】(9回戦) 勝敗表
電竜戦TSEC3指定局面戦【ファイナル】【第二部相振りファイナル部門】(9回戦) 勝敗表
電竜戦TSEC3指定局面戦【ファイナル】【第三ネタ部門】(6回戦) 勝敗表
電竜戦TSEC3指定局面戦【ファイナル】【第四部対抗系部門】(9回戦) 勝敗表
二番絞りの戦績だけ記録すると,居飛車部門4位,相振り部門2位,ネタ部門3位,対向形部門2位でした。
総合3位と予選と同じ順位ですね。賞状と賞金が頂けるそうです。
最後の対向形部門で1位が取れたら逆転2位だったのですが惜しいところでした。
既に予想されていたことですが,本ルールの課題局面問題ですと局面評価精度が生かせず,探索ノード数が多い方が有利と分かりやすい回答となりました。
ただ,想定以上に評価が難しい局面があったり大きな逆転があったりと時間をかけて精査した方が良い棋譜が沢山生成されたように思います。
個人的に公式YoutubeよりABEMA見てたので動画も後ほど見てみたいと思います。
次にB級リーグです。こちらは上記ファイナルのおまけ的ポジションで,予選落ちの人達にも同じ局面を体験してもらうというものです。オンライン戦ならではの余裕ですよね。
うちからは予選13位M1白ビールと予選25位地ビールYBWCがエントリーしました。
M1白ビールは居飛車部門7位,相振り部門12位,ネタ部門6位,対向形部門3位でした。
地ビールYBWCは居飛車部門19位,相振り部門16位,ネタ部門20位,対向形部門18位でした。
全体的にはソフトの実力とマシンパワーの両方を兼ね備えたたぬきチームが上位を独占してましたが,ネタ部門のkoronがch∀g∀m∀を押さえて1位だとか対向形のM1白ビールが3位だとか部分的には下剋上があった感じです。
上位独占のお陰でM1白ビールが僅か2ポイントですが同率総合4位となりました。
省電力の薄型ノートPCにしては結構やりましたね。
B級の順位は特に表彰されたりしません。
電竜戦TSEC3指定局面戦【B級】【第一部居飛車部門】(9回戦) 勝敗表
電竜戦TSEC3指定局面戦【B級】【第二部相振りB級部門】(9回戦) 勝敗表
電竜戦TSEC3指定局面戦【B級】【第三ネタ部門】(6回戦) 勝敗表
電竜戦TSEC3指定局面戦【B級】【第四部対抗系部門】(9回戦) 勝敗表
まぁ,見てのとおりB級の下位は不戦敗などトラブルが多いことが分かります。単純に強い弱いではなく安定して動くと言うのも必須条件となりますので,作ったものを本番でテストするのかテストして持って来るのかくらいの気概の差が見られたと思っています。