前回が入玉宣言編でした。
floodgate上ではなかなか入玉宣言できなかったのが残念です。
ちょっと思い立って手数偽装を施しました。(移植しただけ)
ここで言う手数偽装とはAobaZeroが本来512手制限で自己対局を行い強化学習をしており,NNの入力値がこれに近くなってから宣言勝ちの準備をするように結果的に学習されているため,手数制限256手のfloodgateにおいては手数を増した偽装をしてNNに入力をしようとするものである。
結論から言うと以下のような感じです。
元々p200 t4で回していたものを置き換えました。p200が消えたのはその場で探索時間を変更するルーチンを有効にしたためで結局使っている時間は平均的には少し短くなったくらいです。フィッシャールールのため溜まった時間が使えるので部分的には長くなったところもあります。
AobaZeroのCPU版は以前も言及しましたが並のPCで秒5手くらいしか読みません。4スレッドで秒20手,これをだいたい10秒考えさせていたのがp200 t4でした。
直接レーティング比較してはいけませんが100近く向上しているようです。
人間的に見ると宣言勝ちが多い異常な将棋ですね。