将棋電王トーナメント終了だそうです。
私は昨年の第5回に参加させて頂きました。まぁ,幸運にも準優勝しました。
去年の今頃はせっかくshotgun作ったので隅っこで参加させてもらおうかと秋のスケジュールを確認してたくらいですかね。
丁度出張予定と合うので,ダブルのスーツで旅行鞄とポスターケースを持って参加させて頂いたのでした。ほんと場違いでしたね(笑)ニコ生にはあまり出たくなかったのでカメラアングルを避けて避けて,事前PVもお断りしてたんですよ。
まぁ,ほんとに決勝行くと思ってなかったので
今となっては,いいおっさんが新しいお友達をいっぱい作れる証明になったかなぁと思ってます。(人脈?そういう言葉もあるな)
ほんと久しぶりにコンペの類に参加させて頂きました。楽しかった。
この準優勝がなければ今年の選手権にも出てなかったでしょう。人造棋士18号の松下さんと知り合ったのもこの大会ですし,やねうら王の磯崎さん,たぬきの野田さんにサイン頂いたのも,個別に挙げればキリがありませんがその他大勢の開発者の皆様とお会いできたのもこの大会でした。
また,賞金を頂いていなければ開発機を追加していなかったでしょうし,多くの戦友からの貴重な情報がなければ今年の選手権に勝てたとはとても思えません。
一回しか参加できなかったのが残念ですが,ドワンゴの運営はじめ関係者の皆様どうもありがとうございました。
で,参加して色々なことを学びました。運営の苦労も見えましたし,選手権と電王トーナメントの微妙なバランスとネット上のレーティング談義,業界の金の話とか非常に色々なものを考える機会になりました。
特に統一ハードで行う大会の意義ってのは選手権およびゲーム情報学研究会後に強く感じました。所謂勝因とか争点とか言うところに資金力がモロに出るようでは面白くないんですよね。実際機械学習においてマシンパワーは正義と言われるくらいに優位になりますので事前学習においてPonanzaより学習コストをかけたチームは他になかったわけです。対戦時は尚更です。排気量の違うマシンのレースになりかねません。
選手権決勝の大半はAWSのハイエンドインスタンスを使うというある意味統一ハードの戦いになっていましたが,マシンパワーさえあればと考えた方も居たようです。
何かしらの形で統一ハードの大会が運営されるといいなぁと思ってます。お手伝いできるなら手伝いますよ。(選手権側にも言うてますがw)
もちろん,無制限の最強を決めるってのも楽しいですよ。(私が勝ったから言うんでなく)
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8月28日追記
以下の予測で6コアマシン用意してたんだが無駄になったね。残念。
名前に拘りなかったので命名権売って水害地域に寄付しようとかちょっと考えてた。