ベンチマーク雑感

今もふたつほど走らせてるのですが
この前のベンチマークを簡単にまとめてみる。
 
初代のCore i5だけが論外な数値になってるが
おそらくこれはメモリがシングルチャンネルになってるために
帯域が不足してるんじゃないかと推測する。
ってのは他の処理だとクロック比くらいの仕事はするんでね。
 
で、他のところはコア数、クロック数から考えて妥当かな。
コア数に比例しないのはメモリ帯域の取り合いになってるんだろう。
4コア4スレッドと4コア8スレッドで大差ないのもちょっと面白い。
実際電王トーナメントで4スレッドの方がいいかも的な発言が見られてた。
それと相変わらず世代間の性能アップが数%程度しかない点も確認された。
 
加えてノートパソコンの特性が確認された。
ベンチマークに載せてないYOGA(i7)の扱いがこれである。
Lenovoの省電力アプリが乗ってるとクロック上限が抑えられて同世代のSurface Pro2(i5)に劣る。
そうでなくても熱くなってくると1.9GHzまで落ちるので、まぁ試作機でテストした上で
プリインストールされているんだろう。
とするとカタログスペックの実力が出ないわけね。
インテルターボブーストテクノロジー(略称TB)が殺されてるんだが、
これじゃモバイルCPUの上位層って完全に熱設計でパフォーマンスが決まることになる。
 
で、VAIOZとMBPの比較ね。
CPUの世代的にはZが5世代目、MBP2104が4世代目でほぼ同スペックなんだが
ベンチマーク上はMBPの圧勝というかVAIOZがクロック上限を抑えられている。
熱設計が売りのひとつなんだけどなぁと思ったけど
全コアフル回転とかモバイルでこんな使い方しないよね。
あ、最後だけど6700HQはほんといいよ。