OpenCVも初期にネタにしてしばらく放置しておりました。
最近ちょっと実用的なアイデアを思いついたので
デモアプリ的に製作して見ることにしました。
まず、インストール。
ココら辺が参考になった。
http://opencv.willowgarage.com/wiki/InstallGuide
http://imagingsolution.net/program/opencv/opencv2-3/opencv2-3-downlaod-install/
http://imagingsolution.net/program/opencv/opencv2-3/c-sample-program/
結局はincludeファイルとlibファイルをビルド時に設定し、dllにパスを通せばOK。
dllはインテルのtbb(threading building blocks)のライブラリも要るらしいよ。
oss版は以下のところからゲット。
http://threadingbuildingblocks.org/ver.php?fid=180
そしたら、すんなりとサンプルがビルドできて走った。
実はopencv.jpが情報更新が止まっているみたいで、2.2しか書かれていない。
本家に行くと2.3.1が最新らしい。
2.3.2のGPUデモがあったので最新版のCUDA SDKと一緒にインストールしてみたが
Macbook程度のGPUでは全然アクセラレーションが効いていない。(というか動かないのもある)
GPUの世代の問題なんだろうか。それとも絶対的なパフォーマンスだろうか。
まぁ話しとして面白いのはOpenCV自体がインテル社が出したオープンソースソフトウェアで
恐らく動機は高負荷なアプリの充実化による高性能CPUの売上向上といったところ。
近頃中以下のCPUが売れ線で利益率低下を危惧してのことだと思われる。
こいつをライバルであるnVidiaがCUDAに最適化を図ってくるってのが微妙なところ。
実パフォーマンスが大したことがないので現状は良いんだが妙な火種になって
OpenCV自体がややこしいプロダクトにならないことを祈る。