激震とか

NHKの番組をちょっとだけ見た。
というかtwitterで盛り上がってるからネット弄りながら
BGM的に流してただけなんだが・・・
 
まぁ,激震ってのは既得権益が大きいメディアの取り分が減るっていうことで
視聴者にとっては選択肢が増えているだけで別に困ることはない。
そもそもテレビの地上波はスポンサーのための放送だし
新聞や雑誌も一部の例外はあるがスポンサー収益でコンテンツを作って
所謂消費者が払うコストは媒体コストなんだよな。
 
ってことで基本的に優良コンテンツを製作してるところは構造上不利益ないはずなんだけど
便乗的に垂れ流してるコンテンツは立場がなくなるし,媒体部分の人は減らさないといけない。
まぁ,俺からするとこの御時世に新聞だけ配達してる専業の方ってのが食える方が不思議だけどね。
 
で,ダメ出しをするのが本日記の趣旨ではないので本題に入る。
既得権益者である現行マスメディアの生き残りを考える。
簡単に言うと優良コンテンツを維持するのにはどうすれば良いかということだ。
 
1.取捨選択
玉石混淆のコンテンツから珠玉の部分を選ぶということ。
大手には優秀な常勤編集者が多く居るからそれを有効利用するのが最も簡単で
しかも新規参入の最も高い障壁になる。雑誌社とかと同じ。
こういうのは社員教育の歴史もある大手が強いに決まってる。
 
2.情報操作
まぁ,悪い意味で使われることは多いけど俳優やアイドルなんざ作られた虚構のコンテンツだ。
そういうのはやはりマスメディアが主導権を握る。
個人的には好きじゃないが上手にやるのは稼ぎ口になるだろう。
 
3.人事
大手マスメディアは人件費が高いことで有名だが,優秀で有名ではない。
つまり就職で人気が有り高給取りが集まっているが有能かというとそうでもないんじゃないかと思う。
もちろん適材適所という意味でだ。
逆に感性とかそういうところを重視しないとダメだから人事流動性ってのが非常に重要なんだけど
あんまりそういうのは難しいと聞いたことがある。
そう言ってた彼も偉くなってきている気がするが・・・
 
4.協調とか共存とか
ネットはあくまで媒体のひとつなんだから敵対ではなくて
むしろ並行して使うべきだと思う。
地上波なんざ全チャンネルUstで流しても何か問題あるのかって言う感じだ。
もちろんラジオも。新聞も。
広く浅く集金できるようなシステムがあると良いんだが,それは時間の問題だろう。
 
要するに,テレビ頑張れ。新聞頑張れ。と言いたいわけで・・・