某あっちの勉強会でも某こっちの勉強会でもプロジェクタ出力でトラブルが多かったので,経験的ノウハウをまとめてみた。
1.リハーサル
よっぼど慣れたプレゼン以外はリハーサルをやっておく。
プロジェクタ出力の代わりになるのは外部モニタ。
出力の切り替え方も使用するノートPCによって違うこともあるので自分で出来るようにしておく。
2.出力信号の確認
ノートパソコンの外部出力に外部モニタを接続して,信号情報を確認するまでやるべき。
接続予定のプロジェクタが分かれば事前確認しておくと良い。
推奨は1024x768のリフレッシュレート60Hz。
これに対応して無いならプロジェクタの方が悪いと言って構わない。
個人的にワイド画面のノートPCが嫌いな理由はデフォルトの解像度が変態的だから。
#分からない人はレッツノート買っておけ。
3.ケーブル長の確認
意外にあるのが現場でケーブルが届かないこと。
長いケーブルが現地にある場合は気配りの行き届いた良い会場だと思う。
#電源ケーブル含む。
4.動画再生の問題
動画再生は意外にトラブルの種になる。
リハをやっておけば問題がないはずだが,以下にトラブル事例を挙げておく。
- ACアダプタなど電源確保が出来なかった場合パフォーマンス不足でコマ落ち。
- オーバーレイモードやコーデックの制限などで外部出力出来ない。
- プロジェクタのリフレッシュレートの関係でチラツキが酷くなる。
5.保険のかけ方
以上をふまえて,リスクを取らない無難なプレゼンというのがある。
私が仕事でやるやり方だが,使える部分を参考にして欲しい。
- なるべく動画は使わない。
- 使う場合は動画ファイルをプレゼン資料と別に持っていけば最悪単独再生できる。
- プレゼンソフトは一般的なものを使い,USBメモリにバックアップを持っていく。
- 最悪他人のPCを借りてプレゼンが出来るようにという配慮。
- パワーポイントなら枯れた古いバージョンの方が無難。
- ACアダプタはなるべく繋ぐ。バッテリーは基本フル充電。
- 省電力モードになったり,パフォーマンスの低下を招いたりする対策。
- はっきり言って主役は自分のペースで準備をして良い。
- 自分のPCの癖を把握しておく。
- リハで外部出力切り替えなどをテストするが,切り替え時間とかモードとか確認する。
- 起動時にBIOSで外部出力をメインにするような設定もあるかもしれない。覚えておくと非常時などに使えるかも。
- ということで使い慣れたPCでやる方が良いね。
以上,参考になりますでしょうか。