SONYの中の人

SONY大企業病になってると中の人に聞いたのは何年前か。
大企業病の中でも発症の仕方が色々あるんだが昔聞いたアレを思い出した。
彼は国立大学の理系学部卒でものづくりを志しているが
社内で幅を利かせているのが私立文系組でこれが介入すると大半のプロジェクトが迷走するという話だ。
SMEやエンターテイメント系だと見た目やタイミング勝負になることは多いだろうけど
ハードウェアにコレを持ち込むとものがグダグダになる。
最近のウォークマンPS3とかが良い例だろう。
仕様変更や搭載しても使わない機能が初期ロットには満載だ。
あのとき彼はまだ社内の聖域であるテレビ部門にいたはずだ。
 
で,個人的にはSONYファンなのであるがどちらかというとハードウェアの方である。
ソフトウェアに関して言うと,たぶん外注なのだろうと邪推するが見た目重視で
中身が酷いものが多すぎる。知ってる人は知ってるだろう。
後付で制限を加えたものとかは酷い仕様になっていたりする。
 
ハードウェアは良いものが多い。よく設計されたものが多いと言うのが適当か。
たとえばPSPだが,機能や大きさを考えると当時非常に先を行っていたことが分かる。
アップルがiTunesiPodを流行らせたわけだが,
PSPiPod touchが単独でPodcastを受信できるようになる前からRSSはもちろん
OPMLのインポートまで対応していた。
http://www.jp.playstation.com/psp/update/ud_01_exp380.html
正直コンテンツが出遅れているだけじゃないかな。
未だに公式のRSS紹介サイトは酷いと思う。アップルに負けてる以前だろう。
つまりSONYを牽引してるのは今でもハードウェア部門。
 
で,こいつらが次にアップルの牙城を狙ってきたみたい。
http://japanese.engadget.com/2008/12/12/oled-walkman-rumor/
あんまりマネし過ぎると恥ずかしい気もするが・・・