情報公開について

情報公開について

まぐれでも強豪と言われると情報公開の要求圧が来ます。
PR文には嘘は書いていませんし分岐探索の話はしてるつもり。

対戦後,自動スクリプトによる定跡の自動生成についても書いてあります。

floodgateで対戦した後定跡拡張をオートで仕込んでます。

そういうのがウチの独自性。

 

Ponanzaの情報秘匿に関しても以前はケチ臭いなぁと思ってましたが,
現場で開発者の皆さんの意見も聞きつつ
多面的に考えなければならないことがわかりました。

 

結論から言うとソースは出しません。(エントリー時に独自性の証明として当時バージョンを運営には送ってあります)
大会PCには最新版が残ってるでしょう。

それが定跡の最終更新以外floodgateのsg_test08aです。

 

技術的な実装部分やアイデアなどは懇親会で色んな開発者の人と情報交換はしました。
これに関してはオープンで行きます。
激しく同意された方や即応してそれに加えるアイデアを出された方については懇親会等の意義を強く感じます。
神の一手に近づく行為については皆同志です。

 

うちのエンジン公にを出さない理由を簡単に挙げます。

1.定跡はヤバい。
うちの定跡は大きさがウリです。これが流通すると私の主戦場であるfloodgateが互角局面スタートの対戦場になってしまいます。
しかも,分岐はあまり多くないので互角局面は種類が非常にすくないと思われます。(未確認だが確認用スクリプトは当然作成済み)
それって意味ないですよね。うれしい人がいたら御意見下さい。

一発勝負の大会だから面白いんです。
たぶん,まふさんとか同意見じゃないかな?

是非お話してみたいです。

 

2.エンジンにオリジナリティがない
使ったのは,技巧2とやねうら王,それと主に定跡用のsfen文字管理にpython-shogiです。皆さんオープンソースなのでエンジョイしてください。
思ったより面白いですし,さらに深いところに別の面白さがあります。

Yorkieさんとのponder当て合いとか現場で見てるとシビアです。相手のponderがすべて当たるとうちの分岐先読みが無価値になります。つまり,評価関数を公開した瞬間,ボクシングがサンドバッグになります。

3/8のスレッドで相手の2倍の時間をもらうのがうちの戦いです。そのための5/8だと御理解ください。

 

3.開発者なら私のアイデアを実装することは可能
基本的なツールは上記のものです。組み合わせた動機についてはPR文はざっくりですが懇親会では多くのテーブルで何度も話しました。
パラメータは各自チューニングする方が多様性があって良いと思います。
分岐上限5ってのは9割って言いたかっただけです。
4コア8スレじゃなかったら,どうなってたかは私も分かりません。

懇親会でも多くの人に話ましたが,5月の選手権でくじらちゃんの62番のノードに接続した私が分散管理部分を実装するとしたらこういう感じになるというのがアイデアのスタートです。

一応短時間の切れ負けでコア数多いルールが有利ってイメージです。

双方100台のクラスタで戦うとかのルールなら負ける気がしません。
私も今回使った固定値で入っていて気に入らないパラメータがあるので,余裕があるときに弄ってみるつもりです。

 

4.非開発者には
しらんがな。
そっち向けのオモチャじゃないとしか言いようがない。
ドワンゴの方にも説明しておきましたが,うちは今回の対戦ルール特化しただけで
探索だけなら「やねうら王」がウチの御本尊です。

 

5.ガチ棋士の方
プロ棋士で私が手伝うことがあれば御依頼ください。当然プロとして。
マチュアでもそれに準じます。
いい大人の真剣な遊びは嫌いじゃないです。

タモリさんの「遊びなんだから真剣にやれ」との言葉を引用しておきます。

 

6.対戦したい人
floodgateには割と流してますし,今後もそこそこ続けようと少なくとも今は思ってます。
個人が個人の範囲で行った行為ですが社会的影響があれば何かしら状況の変化が生じるのは必然です。優先度の高い約束はできません。
また,通信遅延などで切れたりするのは御容赦下さい。有線だとマシですが無線だとなんか切れることが多いようです。

 

出張先で疲労感の残ったまま書き残しますが,こういうのは熱いうちにうたないとね。

修正・加筆が入るかもしれません。 

---

追記:

恥部なので入れてなかったが隠してるのもアレなので追加しておく。

multi ponderの準備をしてるときに相手に指されると落ちることがある。

つまり全く思考時間を使わない相手だとフリーズしたり反則手が出ることもある。

具体的にどういう相手かと言うとこっちより定跡が多く入ってる相手,ディープラーニング系で即指しするタイプのエンジン,そしてponderを当ててくるタイプ。

python-shogiの合法手判定などで苦肉の策に近い対応でバージョンアップのたびに発生を抑えて来てるが,このバグがまだ完全に取れていない。今はgps_lくらいまでの早指しなら大丈夫。

一般に配布すると自分自身と戦う機会がでるのでたぶん不具合報告祭になるだろう。

評価関数が流通するとponderhit率が劇的に上がることは自明。

そして定跡拡張がスナイパーとしての攻撃性と上記バグへの苦肉の生存策であることが御理解頂けると思う。

multi ponderの説明も書いたので自分で実装する人は私より上手に実装してください。

思えば山岡さんか大渡さんだと思うけどfloodgateでディープラーニング系によく殺されてました。少しはレーティングを献上してたと思う。

続SDT5メモ

二日目の話
現場到着して会場レイアウトが全く変わってることに気づく。
今日は右端の最前列。
ステージ左右に3台ずつPCが並んでおり,決勝の人って恥ずかしいなぁとか言ってた気がする。
正直テンパってる上,非日常過ぎて空気読むとかそういうことは全く無理。
軽口に御気分を害された方はまことに申し訳ない。
 
「セットアップお願いします」とスタッフさん。
PCに向かう慌ただしい参加者の皆さん。
私「え?昨日インストールしたから実行するだけじゃないの?」
誰か「今日1時間切れ負けですよ」「あ,そんなことすら忘れてた」
i7 6700のターボブースト持続時間とそれぞれの負荷率の探索速度を考慮して昨日調整した数字を
えいやっと4倍して2か所ほど書き換える。1時間って15分の4倍よね。#これが少し間違いなことに後で気づく
メインがpythonスクリプト制御なのでこれで終わり。
手持無沙汰なレベル。
 
昨日の反省会メンバーも出そろってきて,優勝したら焼肉であることを確認され和やかな雰囲気。
そういえば上京前に参戦者アピールのつもりで優勝したら賞金全額寄付するとかツイートしてるので赤字覚悟である。
個人的には決勝メンバー最弱のつもりなので負けて観戦側に行く心づもり。
軽口としてラッキーパンチが当たるとしたら横歩ですかねぇとリップサービス
 
決勝初戦,Selene
決勝は振り駒で先後を決めるので(当日知った)
振り駒をする。先手だwww
その後,名の通ったベテラン強豪にラッキーパンチが当たる。
ヤバい。これは・・・今日も胃が痛い。
 
準々決勝,Yorkie
Yorkieとは予選で当たって負けている。
席も二つ隣と近かったので対戦画面が見えていた。
黒い画面で戦われていたのでLinuxでチューニングされているとかそういう話を聞いていた。
探索速度が速いってのは画面に出てる数字を見てもわかる。
うちはやねうら王エンジンデフォルトなので2割は劣る。#しかもうちの主力スレッドはその3/8である。
評価関数も公開されているものをほぼ流用している。(予選の対わっふる評価関数を除く。)
勝ち目がないと思ってた。
 
振り駒,先手を取る。
完全に流れがキテる。応援に焼肉コールが入る。
そろそろ雰囲気がつらいので,安い店探しておいて下さいと期待感を逸らす。
 
ツボ,横歩を頂く。
その後,さっくりと押し切ると思いきやじりじりと20手ほどかけて原点付近まで評価値を押し戻される。
ぶっちゃけた話,これが横綱相撲ってやつで初日のPonanza戦とかと同じで負けを確信した。
見てるとつらいので離席して他の局面を見て回っていた。
やはり理論物理屋のかっぱさんがすごく知的な戦略を組んでおり,それについて大変な早口で語られていた。
同意する点も大変有用でためになる点もあったので真剣に聞いていた。
いづれにしても左側半分の過熱感が半端ない。
決勝トーナメントでPonanzaが入った側半分を電王トーナメント用語で「ぽな山」と言うらしい。
かっぱさんがPonanza相手に激戦を繰り広げている。他人の試合はすごく楽しい。
やねさんとたぬきさんの師弟対決はたぬきさん有利でちょっと気まずい雰囲気。
そういえば私も予選でやねさんに泥塗ったんだった。
やねさんの心境は察するに余る。
 
で,見てなかった。
ウチの戦いは200手くらいまで進んでるらしい。
評価値が荒れている。「こっちは今の手でいいと言ってますがそっちどうですか?」って
この競技でしか使わない他人事のような頻出ワードが飛ぶ。
開発者はボクシングのセコンドかモータースポーツピットクルーのようなポジションだ。
基本的に見てるだけなんだが,心労がすごい。
ponderと言うのが相手手番のときの予測手で,この先を探索するのだが
うちはこれを当てるために分岐探索をしてる。
イメージ的には手数多く軽いパンチでポイントを稼ぐアウトボクサーだ。(井岡叔父の方をイメージしてください。本当はパンチも重いらしいですが)
他のエンジンはほぼ一手読みでponderをやってる。プロトコルレベルの問題なのだが
不満がありつつ従ってる人が多いよう。
で,Yorkieはこの一手読みのponderを連続で当ててくる。
即指しはこっちの得意技なのにやられる。分岐先読みする時間すら取れない状況。
アウトボクサーがインファイターのクリーンヒットを連続でもらった瞬間である。
見てるのがツライ。
 
のどが渇いてちょっと給水して戻ると何故か優位っぽい雰囲気になってる。
220手を超えて残り手数を数え出す。うちも玉形の安全を優先したような大駒の動きに
引き分けの雰囲気がでてる。立ち合いの勝又先生も覗き込んでいる。
230手を超えた頃,depth26まで探索が到達すれば当然なんだがYorkieが引き分けを読み切ったそうな。
Yorkieの評価値が中央に落ちた。
うちは探索が浅いので優位と思ってる。
240手手前くらいでmate35とか言ってる。あと35手あれば詰むのかぁ。
引き分けですねとあいさつし,写真を撮ってツイート。
再試合は15分でしたっけ?と言いながら今日の調整した数字を昨日の値に戻す。
 
控室で給水してたら何やら揉め事の様子。
この辺は居た場所や情報の流れによって印象が違うんだろうけど???な感じ。
結局別室に通されてルールを確認される。
256手を超えた場合,立ち合い人判断の優劣がなければ引き分け。
今回はmateが出てるウチの勝ちとの判定を頂く。
確かにプロ棋士の判定だろう。
対戦者が即詰みが見えてるときに時間切れしても勝ちとされるのは分かる。
本件はそういう事例に準ずるとのことだ。
 
自力はYorkieさんの方が強いと思ってるし,こういうのは気持ちよくやりたいので
「僕が再戦希望してもダメですか?」と最後に再度確認したが,まぁそういうことだ。
その後のYorkieさん5位決定戦辞退の件は本人の意思が堅いようなので
「僕は戦うのを見たいなぁ」と思ったけどやはり固辞された。
次,戦ってもらうのを確約して頂いたので4駒評価を実装したYorkieを楽しみにしておく。
つーか,現時点でたぶん勝てないんですけど。
 
で・・・だ・・・・・
もしかして賞金確定してない?
焼肉コールがやばい。
 
準決勝,読み太
振り駒で先手。もはや神風に近い。
横歩を取る予感しかしない。
焼肉コールがマジでやばい。
 
横歩を取ると思ったが何故か矢倉戦。
もう見てるのがしんどいので控室で飲み物を飲んだり
たぬきPonanza戦観戦で現実逃避してた。
正直正気ではない。
ぽな山の雰囲気もやばい。
この辺り興奮状態で皆何を言ってるのか耳に入っていない。
 
決勝,ぽんぽこ
うん,なんでここに居るんだろう。
違和感しかない。
ニコ生で見たことがあるステージ,朝は誰かが恥ずかしそうに立ってるんだろうと予測したステージに居るらしい。
客側からどう見えたのか正直分からないが,胃痛を抱えた不健康そうなおっさんの姿でもあったんだろう。
 
「3台にインストールしてください」
何も難しいことを言っているわけでないスタッフの声が左から右に抜けて他人事のようにしか聞こえない。
あー,データ移さないと・・・当日更新データ含めUSBメモリに全部集めてから2台にコピー。
うちは面倒なのでドライブレターからパスまで決め打ちである。c:\work\shotgun
配布されて気持ち悪いプログラムの筆頭じゃないだろうか。
あとはもうなるようになれ。
焼肉コールが危険すぎるが,さすがに優勝はないだろうとずっと思っている。
どっかの選挙演説じゃないが「私がビビる」
 
振り駒,後手を引いたので2が先手,1,3が後手との展開。
決勝に神風は無かった。
対戦開始
2が速攻で横歩。金の頭を叩いた時点で勝ちを確信。
そこから読みを外されウチの定跡が終わり。
千田先生「こういう局面,長手数の頓死筋あるんでウチの定跡には入れてないんです。」
実践的なプロの意見である。悪い予感しかしない。
あー,うちはコンピュータ将棋なので紙一重の局面が得意と言うかそういう勝負だけで勝ってきたんです。悪い癖,軽口である。
相手の生角が歩当たりながらも玉頭に二枚張り付いて確かに危険だ。
 
他の二局も接戦だ。
基本的にうちは浅い探索で早指し,相手時間を減らす盤外戦術に近い技が持ち味なので
きっちり丁寧に指されると弱い。
序盤定跡でほとんどポイントが取れてないのがツライ。
たぬきさんに聞いてみると「まふ定跡(非公開版)」と言うものを使われているらしい。
5月の選手権で猛威を振るった定跡手筋の最新版が4,5人だけに託されているとのこと。
そういうのもあるんだ。(すっかり忘れてた。)
まぁ,うちの定跡の方が勝ってたのでなんとかほぼ互角局面で時間優位を稼ぐことに成功。
ざっと聞いた感じだと局面数で7,8倍程度のアドバンテージがあった模様。
 
その後,2の横歩が一気に押され始める。
浅い探索の欠点である読み抜けであることは明白。
負けを覚悟する。
1,3は力負けするので全敗もありうるのは自明。
 
まぁ,そういう感じで準優勝。
それから表彰やら撮影やらあんまり暇もなく懇親会。
色んな人と話ができたけど,もっともっと情報交換がしたかった。
ここでも途中でインタビュー入れたいとか撮影が入って戻ったらラストオーダーも終わってた。
二次会に行く。
私がいるということで反省会じゃなく祝勝会という名前になった。
なにやら将棋と関係ない話ばかりして解散。
 
終電もないのでタクシーでホテルに戻り爆酔。


結論:
取れる横歩は全部取ると手動で入れた定跡が一番の勝因

その勝因を導いたのはfloodgateでの横歩戦連敗であることも付け加えておく

 

SDT5メモ

こういうのはホットなときにメモしないと忘れるので記録する。

からあげにレモンをかけるのを阻止する作業よりちょっとだけ重要だ。

 

SDT5とやらにうっかりエントリーしていた。

いわゆるメディア系のイベントに出るのは久しぶりかな。

前日入りでPCのセットアップやらをやってたが,まぁ面白い人ばかりで飽きないというか胃が穴空きそうだった。

ポジションは左の前から二番目。大きなスピーカーの前でパーカッション系が入ると正直眩暈がするレベル。運営に連絡して耳栓を用意して頂いた。

証明も消したと思ったらストロボのように瞬いたり正直ツライ。

リモート参加枠とかないものだろうか。

 

USBメモリ(とケーブル)を忘れてきたので,PCからデータを移行すること数分。

テスト対局でもして確認したら終わりかと思えば,周辺で面白いハプニングだらけ。

じぇんつー入れるカッパさんが明日朝リブートして可否を確認するレベルだとか左の人は夜行でこれから向かおうとしてるとかそういう感じ。

もう,当日入りでよかったんじゃないかと思ったが,運営側のカレーの差し入れがあったので行く価値があったとしよう。

孤独のグルメごっこが一晩減った形だ。

せっかくなのでちょっとだけ近辺に挨拶して帰った。

新参なのに皆さん大丈夫なんですかなどと爺なことをしてたのは反省点だと思う。

常連率が高い。

 

本番初日。妙に早く目覚めたので会場オープン直後に入り。

PCに昨晩から仕込んだデータを確認する。

ほかの参加者がぞろぞろと揃い準備をされるが手際が良い方が多いのが常連なんだろうという意識。

人間関係や会話線がわからない。

初戦がとなりのNovice。

ちゃんと動くかどうかの心配が先走る緊張感の中対局が始まる。

なんか手が進まないなぁとみてると切れ負け。

Novice側のトラブルらしい。

正直こういうイベントでは勝てばいいというのではなく,皆が作ったものがそこそこ動いてこそ盛り上がるのであって不具合は大変気まずい。

ましてや初戦,隣の席だ。

ほんと胃が痛い。

 

ゆっくりする間もなく次戦,メカ女子さん。

自称女子さんとリアル女子さんのチームで,ポッキーを持ってあいさつに来られた。1111日はポッキーの日らしい。

エンジョイ勢と区分する人当たりのいいチームで申し訳ないが競技としては軽く勝たせていただいた。

Julia言語でスクラッチと条件を付けられたらどうやっても私の負けだろう。

二戦目にして異次元感で眩暈がしている。

 

三戦目の前にお弁当タイム。控室に用意されており和気あいあいと頂くが,面識も何もないので適当に話しかけてみる。誰がどんなポジションかほとんどわかっていない。

 

三戦目の前に演歌タイム。かつ丼さん作曲の千駄ヶ谷エレジーをフルコーラスともう一曲聞く。なぜか運営ではなく参戦者から配布された二色のサイリウムスティックをフルコーラスの間みなで振り続けた。二曲目がよかった気がする。

 

その後即,三戦目。

なのはさんとの対局。聞いた名前の強豪と認識してる。

なんか序盤から緩やかによくなっていく感じで,マナーもよくわからないまま対局者に挨拶に行っておいた。ゆるゆる勝ち。

 

三連勝もしたら「負けなしのチーム」という扱いになってちょっと注目の対象になるらしい。四戦目,相手がPonanzaというらしい。

昨年王者やないか!!!マジで胃が痛い。

こちらの序盤戦略にやや乗った形で80手付近まで優劣不明のまま進行するが,こちらは時間消費を抑える策なのでここで倍ほどの時間マージンを築く。

勝ちを意識する局面だがゆるゆるとじりじりと力負けする。

こういう時間ほんとうに胃が痛い。

 

五戦目,そろそろ慣れてきたかなぁと思ったら,御本尊やねうら王との対局だそうな。そろそろ飲むヨーグルトを投入する布陣である。しかも座席が斜め前と近い。

軽く負ければ低姿勢で挨拶して終わるものを,丁寧に準備した横歩取り定跡に50手以上もはまり続けそのまま勝ち。

遊びで作った落とし穴に憧れの女教師を嵌めた小学生のような気分である。

 

六戦目,Yorkieさん。

初参加だけどなんか常連さんの話題になるくらい強いらしい。後手番を引いて横歩取りから一方的に押し切られる。挨拶したが話がしやすい人だった。

他はともかく,ウチは横歩取られたら駄目っぽい。

それと,画面は黒いしフォントは崩れたまま運用していた点は怖い。

 

七戦目,はにわさん。

他の人は知らないけど,この人は振り飛車の人だとの認識。

なんかよくわからないけど対振り飛車で成績の良い評価関数にここだけ差し替える。

その後,死闘を迎える。

なにやら予選抜けのボーダーラインがどうとか話題に上がるが生きている気がしない。

引き分け直前に251手で詰められて負ける。ほんとうに胃が痛い。

 

八戦目,TMOQさん。

こちらは胃の感覚のマヒした飲むヨーグルト定跡からゆっくりとスタート。人の合間を抜けて挨拶に来られたが,ちょうどウチの横歩取り定跡にドハマりしたタイミングくらいだったので「あー,頂きました」と第一声を放つ程度の宇宙人語をヨーグルト臭と共に放ってしまった。まことに申し訳ない。

まぁ,短時間で勝ち。

噂では5勝3敗だと,順位次第で予選抜けの可能性があるらしい。

そういえば八戦目直前順位で予選ボーダーの12位だった。

 

けっか10位らしい。

明日の予定を聞いてみるが,決勝に出る人は緊張感があって,負けた人は他人事なので気にしていない。初参加で決勝行のYorkieさんと少々話してみる。

 

その後,反省会と称して十数人が食事(酒)に行くそうなので便乗する。

千田先生も一緒である。

色々な話題で盛り上がってると,はにわさんのツイートで何か間違ってるとのこと。

予選落ちの反省会に私がいることらしい。

決勝行チームの宴があったのなら是非誘って下されば・・・

 

まぁ,いろいろ情報収集にはなった。

その代り,私が優勝したら焼肉宴会になるらしい。

300万だろ。余裕じゃないか。

(文筆:某泥酔者)

盤上この一手

近頃色々忙しくて趣味の"見る将"が停滞していた。

今日は休日なのでいくつか並べてみる。

以下は先日の叡王戦,羽生深浦戦の30手7四歩と深浦が桂の活用を見せたところ。

羽生は6七金と矢倉を完成させたのだが,私の直感が6五歩から仕掛けろと囁く。

ニコ生の方を見ていないので空気感は分からないが,深浦の誘いを羽生が無視したと言う感じだったんだろうか。

二十代の棋士が6五歩から指す先を見てみたいと思った。

(解説や感想戦で検討されてたら申し訳ない)

f:id:the48:20171103154545p:plain

 

Podcast聞いてた

過去形な。愚痴る。

随分iPodPodcast聞いてきた。

その昔はPSPだったからiPodはtouchばかりだけど,2,4,6と複数世代使ってた。

電話はつい一昨日までガラケーだったこともあり,iPhoneは眼中になかった。

というか,ほぼPodcast専用なのでね。

 

PSPは結構良い機械だった。

自動で巡回してダウンロードするし車通勤時に聞くのにカーステレオに繋がなくても十分聞けた。

バッテ

リーももったし,音量や送りも手元見ずに対応できた。

 

iPod touchにしてから小さくなった。

バッテリーは十分もった。

音量も足りた。

自動巡回は以前は問題なかった。

だんだんアップデートしてから動作が怪しくなってきた。安定感がない。

前の機種でもそう。

現行機だとさらにしばらく聞かないと自動巡回を止めるらしい。

それも余裕あれば手動で対応することで回避していたが,

今朝通勤時に聞くものがひとつもダウンロードされてなかった。

仕方なしにCD再生してみたら随分前に中古で買った石嶺聡子のベストアルバムなんぞが入ってて,それは別の意味で気分転換になった。

 

他にも不満と言うかUIがちょいちょい変わって困る。

比較的プリミティブな機能のはずなのだがOSアップデートで操作系ががらっと変わる。

変わったって言いたいだけなんじゃないかと思えるどうでもいい変更。

もうそろそろうんざりかなぁ。

 

次の再生機が決まれば,段ボールのガジェット箱に放り込むことになりそう。

まぁ,通信料的にギリギリ許容範囲のスマホYoutubeが一番の候補にはなってる。

f:id:the48:20171101180217p:plain

国会議員の方々にお願いしたいこと

学生時代から常々思っている。

日本は法治国家なのだろうかと・・・

 

法改正が放置されている。

例えば,未だ強烈なイメージを残した電通の労基違反だが

合法的に裁判が行われて50万円の罰金刑になっている。

厚労省とかはあんまりだということで同省の入札案件に制限を入れる程度の制裁は行った。

他にも経済事件の罰金があまりにも安い。

 

そう,法が古いのである。

固定値で入ってる数値が古いので罰金刑の類がほぼ無意味になっている。他にも不動産などで運用文化が変わってきていて全く無意味になっている法律なども少なくない。

また,文言が古すぎて専門教育を受けた法律家しか読めないものも多い。

国民に有益なルールとして

法整備が必要である。

 

ええ,選挙だから言うんじゃないが,そろそろ本来の仕事してくれないかなぁ。

国会議員の皆さんの本業ですよ。

たとえば5%の話

タブーと言われることがタブーであることに疑問が生じたら踏み込んでみるタイプです。

カネの話をします。

 

テレビで金持ちと言うとすぐに年収1000万とかそういうキーワードが出ます。

疑問でした。資産ではなく収入を話題にする理由。

あれ,文化圏なんでしょうね。

年収がステータスだと言うメディア界隈の。

 

で,個人的には金持ち=資産家と思ってます。

資産家の定義ですが,資産を持っていることがその人の第一のステータスの場合そう呼ばれます。例えば世界一の資産家と呼ばれるビル・ゲイツも働いている間は事業家と呼ばれたはずです。 

 

次に今は常識化されてるトマ・ピケティの話。流動資産を持っている人の方が経済成長の恩恵が多いって件です。

たとえば利回り5%としましょう。(これが大きいか小さいかは各自の物差しです。例えば東証一部平均の現在の益回りは7%程度です。不動産はもうちょっと良いのかな?) 

それぞれの立場になったと考えて想像してください。

 

流動資産100万円の人。:年5万円。大人のお年玉です。株主優待とかお薦めです。

流動資産1000万円の人。:年50万円。ボーナス一回追加です。余裕が見えてきますね。

流動資産1億円の人。:年500万円。年収一回追加です。働かなくても食えそうですね。

流動資産10億円の人。:年5000万円。そりゃ働かないですね。

  

で,この5%には変動があります。つまり上記の金額は二倍になったり半分になったりします。こういう話題に敏感なのは上記4人中中ほどの2人ですね。 

5%を6%にすると二割増えます。投資の勉強をしますね。

最後の人は投資の勉強をしません。投資の勉強をした年収1000万円程度の人に依頼をする方が効率よくなります。

 

こういうネタを準備してきたんですが,公開のタイミングは以下のツイートを見てから